明石市の魅力的な子育て環境

明石市は「子育て支援の5つの無料化」を掲げ、全国的にも充実した子育て支援策を実施していることで知られています。

主な子育て支援の内容は以下の通りです。

1. 子育て支援の5つの無料化

• 高校卒業までのこども医療費無料: 市内外の医療施設での医療費（病院代・薬代）が高校を卒業するまで無料です。所得制限もありません。
• 第2子以降の保育料無料: 明石市外の施設（保育所、幼稚園）でも保育料が無料で、兄弟姉妹の年齢差も関係ありません。親の収入による所得制限もありません。
• 0歳児見守り訪問「おむつ定期便」無料: 生後3ヶ月から満1歳の誕生日までの0歳児がいる家庭を対象に、子育て経験のある配達員が毎月おむつやベビー用品（約3,000円相当）を自宅に届けます。育児の不安や悩みを聴いたり、子育てに役立つ情報提供も行われます。
• 中学校の給食費無料: 中学校の給食費が無償です。教育費の負担軽減と、子どもの健やかな成長を支えることを目的としています。
• 公共施設の入場料無料: 市内在住の小学生以下の子どもと保護者が親子交流スペース「ハレハレ」に、市内在住・在学の小学生以下の子どもが明石海浜プールに、高校生以下の子どもが天文科学館に、中学生以下の子どもが文化博物館に無料で入場できます。

2. その他の子育て支援策

• あかし子育て支援センター: 子どもと保護者が自由に遊んだり、親同士、子ども同士で交流や情報交換ができる場所です。市内最大規模の「プレイルーム」や「こども図書室」、子育てに関する相談に応じる「相談ルーム」があります。
• あかし子育て相談ダイヤル: 24時間365日、子育てに関する悩み全般の相談を受け付けています。電話のほか、FAXやメールでも相談可能です。
• ファミリーサポートセンター: 子育てを応援したい「提供会員」と子育ての応援をしてほしい「依頼会員」が、送迎や一時的な預かりなどの相互援助活動を行う制度です。
• 産前・子育て応援ヘルパー派遣: 家事・育児等に対して不安や負担を抱える子育て家庭や妊婦がいる家庭に訪問支援員（ヘルパー）が訪問し、日常的な家事・育児等の支援を行います。
• 子育てスタート応援券: 生後6ヶ月未満の赤ちゃんがいる家庭に、2時間分のヘルパー無料利用券が配布されます。
• 地域で子育て ぽかぽか親子ひろば（旧：子育て学習室）: 地域で子育てを支援する活動で、親子ふれあい遊びや季節の行事などを楽しめます。市立幼稚園・認定こども園区28か所で実施されています。
• こども食堂: 食をきっかけとした、すべての子どもたちが地域の方とつながる居場所を提供しています。
• 使用済み紙おむつの保護者持ち帰り廃止: 保育園などで使用済み紙おむつの保護者持ち帰りが廃止されています。
• 市内全公立幼稚園での給食実施: 市内全ての公立幼稚園で給食が実施されており、市民であればおかず代は無料です。
• 小学校1年生・中学校1年生での少人数学級: よりきめ細やかな教育が受けられるよう、少人数学級を導入しています。
• 病児保育施設: 病気の子どもを預かる施設があります。
• 児童手当: 2024年10月から所得制限が撤廃され、0歳から18歳まで（高校卒業まで）の児童を養育しているすべての方に支給されます。第3子以降の加算もあります。
• 保育園・幼稚園: 多数の保育園や幼稚園があり、公立幼稚園はすべて認定こども園となっています。待機児童ゼロを目指した取り組みも行われています。

明石市はこれらの手厚い子育て支援策により、子育て世代の転入が増加し、人口増加にもつながっている状況です。

より詳細な情報や最新情報については、明石市公式ウェブサイトや、あかし子育て支援センターのウェブサイトをご確認いただくことをお勧めします。

• 明石市 子育て/明石市: https://www.city.akashi.lg.jp/shise/koho/citysales/taneakashi-child.html
• こども局 子育て支援課 - 明石市: https://www.city.akashi.lg.jp/kodomo/kosodate_ka/index.html
• あかし子育て支援センター: http://akashi-kodomo-hiroba.jp/child_rearing.html