不動産中古売買のコツ!
2025/05/25
中古不動産(中古住宅・中古マンション)のメリット・デメリット
メリット
- 1.購入価格が安い: 一般的に、新築に比べて購入価格が安く、初期費用を抑えることができます。
- 2.物件の選択肢が多い: これまでに建設された物件が多いため、希望のエリアで物件が見つかりやすい傾向にあります。特に都心部では新築に比べて流通量が多いです。
- 3.リフォームやリノベーションを検討しやすい: 購入費用を抑えた分、間取りや内装、設備などを自分好みにリフォーム・リノベーションする費用に充てることができます。
- 4.資産価値の下落ペースが緩やか: 新築に比べて、築年数が経過した後の資産価値の下落が緩やかです。
- 5.実際の物件を見て決められる: 日当たりや周辺環境、住民の雰囲気などを実際に確認してから購入を検討できます。
- 6.人気エリアで見つかる可能性: 新築物件の少ない利便性の高いエリアでも、中古物件であれば見つかる可能性があります。
デメリット・注意点
- 1.すぐに修繕が必要になる可能性がある: 築年数が経過しているため、購入後に水回りや設備、建物の修繕が必要になる可能性があります。事前にホームインスペクション(住宅診断)の利用が推奨されます。
- 2.資金計画に注意: 物件価格以外に仲介手数料、不動産取得税、印紙代などの諸費用がかかります。さらにリフォーム・リノベーション費用も考慮し、予算を大幅にオーバーしないよう計画が必要です。
- 3.住宅ローンの審査が厳しくなる可能性がある: 築年数が古い物件は担保価値が低く評価されるため、住宅ローンの借入額が希望通りにならなかったり、審査が厳しくなったりする可能性があります。特に、旧耐震基準の物件や再建築不可物件、借地権付きの物件は注意が必要です。
- 4.設備が古く、現在の生活に合わない場合がある: 築年数によっては、設備が古く使い勝手が悪いと感じることもあります。
- 5.住宅ローン控除が適用されない物件がある: 中古住宅の場合、住宅ローン控除の適用条件や期間(原則10年)が新築と異なる場合があります。
中古不動産 物件探し・選び方のコツ
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1.希望条件の明確化:
- まずは、予算、エリア、間取り、広さ、築年数、リフォームの有無、駅からの距離、ペットの飼育可否、駐車場や駐輪場の有無など、物件に求める条件を具体的にリストアップし、優先順位をつけましょう。
- 家族でよく話し合い、譲れない条件と妥協できる条件を整理することが重要です。
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2.情報収集と相場感の把握:
- SUUMOなどの不動産検索サイトや情報誌、チラシで物件情報を広く検索し、希望エリアの相場感を掴みましょう。
- インターネットには掲載されていない「未公開物件」も存在するため、不動産会社に直接相談するのも有効です。
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3.信頼できる不動産会社の選定:
- 不動産や住宅ローンの知識が豊富か、物件のデメリットもきちんと伝えてくれるか、インスペクション(建物状況調査)を説明してくれるかなどを基準に、信頼できる不動産会社を選びましょう。
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4.内覧時のチェックポイント:
- 水回り: キッチン、浴室、トイレなどの水回りの劣化状態や水漏れの有無、修繕履歴などを確認しましょう。
- 再建築不可物件ではないか: 建築基準法の接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接していること)を満たしているか確認しましょう。再建築不可物件は、建て替えができません。
- 周辺環境: 騒音、日当たり、近所の雰囲気、災害リスクなどを確認しましょう。
- マンションの場合: 防音性、バリアフリー度、換気システム、窓の大きさ、天井の高さなどの居住性、大規模修繕計画、管理費の積立状況、管理規約(リノベーションの可否など)をチェックしましょう。
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5.ホームインスペクション(住宅診断)の活用:
- 目に見えない劣化や不具合をプロに診断してもらうことで、購入後のトラブルを防ぎ、安心して購入できます。
中古不動産 購入の流れ
一般的な中古不動産購入の流れは以下の通りです。
- 1.情報収集・物件探し:
- 希望条件を整理し、インターネットや不動産会社を通じて物件を探します。数ヶ月から1年程度かかることもあります。
- 2.物件内覧:
- 気になる物件を実際に見て、周辺環境や物件の状態を確認します。複数件の内覧を推奨します。
- 3.購入申込み:
- 購入したい物件が見つかったら、不動産会社を通じて売主に購入の意思と希望条件を伝えます。
- 4.住宅ローンの事前審査(仮審査):
- 購入申込みと並行して、住宅ローンの事前審査を受けます。これにより、融資可能額の目安を把握できます。
- 5.重要事項説明・売買契約の締結:
- 宅地建物取引士から物件に関する重要事項説明を受け、内容を理解・納得した上で売買契約を締結します。この際、手付金を支払います。
- 5.住宅ローンの本審査:
- 売買契約締結後、住宅ローンの本審査を申し込みます。必要書類を提出し、金融機関の審査を受けます。
- 6.残代金決済・引渡し:
- 住宅ローンの承認が下りたら、金融機関、不動産会社、司法書士などが立ち会いのもと、残代金を支払い、物件の引渡しを受けます。
中古不動産とリノベーション
中古不動産はリノベーションを前提に購入するケースも多く、自分好みの住まいを実現する大きなメリットがあります。
- 1.費用対効果: 新築購入と比較して、物件価格を抑えた分、リノベーションに予算を回すことで、コストを賢く抑えつつ、理想の住まいを手に入れられます。
- 2.自由な間取り・デザイン: 構造上の制限はありますが、間取りの変更や内装、設備の刷新など、新築では難しい自由なプランニングが可能です。
- 注意点:
- マンションの場合、管理規約によってリノベーションに制限がある場合があります。共有部分(窓サッシや玄関ドアなど)は変更できません。
- 戸建ての場合、基礎や構造の状態によっては、予想以上に修繕費用がかかることもあります。
- リノベーション費用を含めたトータルの資金計画をしっかり立てることが重要です。
中古不動産と住宅ローン
中古不動産でも住宅ローンは利用可能です。ただし、新築物件とは異なる注意点があります。
- 1.審査基準: 金融機関によっては、築年数が古い物件に対して、借入期間の制限や、担保評価額が低くなることがあります。
- 2.担保評価: 金融機関は物件の担保価値を評価し、その評価額に基づいて融資額を決定します。築年数が経過している物件は、担保評価が低くなる傾向があります。
- 3.住宅ローン控除: 中古物件でも住宅ローン控除の適用は可能ですが、適用される条件や控除期間(新築は原則13年、中古は原則10年)が異なります。
- 4.フラット35: 中古物件でも利用できますが、住宅金融支援機構が定める技術基準・維持管理基準に適合し、必要な検査に合格する必要があります。
中古不動産の購入は、新築にはない魅力と注意点があります。ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、慎重に検討することをおすすめします。
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